半世紀遅れの卒業式

昭和４４年は、学園紛争のため卒業式が開催できず、私ども卒業生４０名は郵送などで卒業証書を受け取りました。昨年１０月のホームカミングデーで　～半世紀遅れの卒業式～　が開催されることになり１７名が参加しました。５０年ぶりの再会で顔と名前が一致するか心配でしたが、不思議なもので、顔・声・仕草で青春真っ盛りの５０年前に戻ったようでした。集合したところで双友会会長の森川さん、先生方から現在の名工大の状況を説明して頂き、研究室は２研究室を案内していただき、研究内容の紹介・装置の説明などがありました。研究内容については、我々が学び・研究した内容とは大きく違い感心するばかりでしたが、大学と先生方の熱意・探求心が伝わり何となく誇らしい気持ちになりました。昼食に懐かしい当時の学食のカレーライスを頂きました。その後NITech Hallで歓迎式典・卒業50周年記念式典で鵜飼学長から記念証書を受け、学生会館でS44学部卒懇親会の飲食・歓談とあっという間の一日でした。事前準備・当日の案内など先生方・工業会の方々に厚くお礼申し上げます。(記　世話人泉地）